ドクターブログ ~睡眠時無呼吸症候群について

こんにちは! 歯科医師の柴田です。

皆様暑い季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか。
最近では夜もまだまだ残暑が続き日々寝苦しい夜が続いていますね。
今回は、睡眠と関連した歯科のお話~睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)についてお話しをしたいと思います。

睡眠時無呼吸という病名が全国的に有名になったニュースとして、新幹線の運転手が運転中に極度の睡魔に襲われて意識を失ってしまった事故や、力士が睡眠時無呼吸を改善したことで、試合で実力が出せるようになったことなどで話題にあがったことがあります。

では具体的にどんな状態の時に注意が必要なのでしょう。症状としては、睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などがあげられます。

これらの症状の中で比較的にわかりやすいのがいびきだと思われますので簡単に紹介をしてみたいと思います。通常の状態では、図1のように息をするときに邪魔をするものがないので赤丸の部分に通り道が開いています。一方で図2では寝てる時に舌が落ちてしまい、息の通り道が狭くなってしまい、息が通る時にいびきとして音が出たり完全に塞がってしまうと全く息ができなくなってしまうことがあり呼吸が止まってしまうことがあります。

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どのような方がなりやすいかといえば、中年以上の男性で、多くの方に肥満傾向が認められます。
肥満の方は先ほどの赤丸の部分が狭くなりやすい傾向があります。また、それ以外の方では、顔を長く顎が小さい、頸が短い、舌が大きいなどあげられます。

では、私たち歯科医師がこの状態の手助けをする方法としてマウスピースがあげられます。

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<参照>http://www.sleep.or.jp/sas/what.html

マウスピースは、歯型をとらせていただき、下の顎を少し前にだしてあげることで息の通りをスムーズにさせてあげることができる装置です。副作用としては、慣れるまでに違和感を感じる。顎関節症のひどい方や総入れ歯の方には使うことができないなどと条件もあります。

睡眠時無呼吸には様々なアプローチの仕方がありますので、きちんと診断をしてもらってから治療を開始していくことが必要だと思われます。

長々と説明させていただきましたが、まだまだ暑い季節が続きますが、皆様体調を崩されないように元気に乗り切っていきましょう。当院で皆様の来院をお待ちしております。